ちょっと違ったフレーズが欲しい時やコードの順番を逆に入れ替えたい時に。オーディオ化後、逆再生させたりする時の下準備などに。打ち込んだノートを一発で上下左右に反転できる地味に便利な機能、スコアフリッパーというものがあります。
例としてこのように上下左右に反転しても同じにならないフレーズを打ち込んでみました。
これをscore flipperで反転してみます。
まずは左上のレンチマークのメニューから、Flipを選びます。
もしくはショートカットキーで、Altを押しながらYキーでも出来ます。
するとscore flipperの画面が出て来て、打ち込まれたノートが左右反転されました。
Flip horizonatallyのチェックを外すと、元の状態に戻ります。
この何も変更されていない状態でFlip verticallyにチェックを入れると、今度は上下が反転されました。
この何も変更されていない状態でFlip verticallyにチェックを入れると、今度は上下が反転されました。
更にこの状態でFlip horizonatallyのチェックを入れると、左右反転されました。
まとめると
Flip horizonatally：左右反転したい時にチェックを入れる
Flip vertically：上下反転したい時にチェックを入れる
上下左右に反転したい時はどちらにもチェックを入れる、といった使い方になります。
補足説明
このやり方だと打ち込まれたノート全てが反転されますが、反転したいノートだけを選択することにより、任意の箇所だけを反転することもできます。
Preserve start timesは少し説明がややこしいですが、チェックを入れると反転の中心となるノートの位置（発音タイミング）は固定になった状態での反転で、チェックを外すと単にそのまま左右にひっくり返しただけの反転がされます。
